呼吸器内科

RESPIRATORY

専門医として、
幅広い呼吸器疾患に診療を提供します

当クリニックの呼吸器内科では、肺炎、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺がん、間質性肺疾患など、呼吸器に関する幅広い病気の診療を行っています。咳、息切れ、胸の痛みなどの症状がある場合、早期の診断と治療が重要です。専門の医師による検査・治療法を用いて、患者様の生活の質向上を目指しサポートします。

このような症状でお困りではありませんか?

  • 咳や痰が長引く
  • 胸が痛い
  • 眠れないほど激しい咳が出る
  • 動くと息切れする
  • いつも痰が絡んだ感じの咳が出る
  • いびきがひどい
  • 呼吸が苦しい
  • 微熱が続いている
  • レントゲンで肺に影があった方

主な対象疾患

  • 肺炎
  • 肺がん
  • 気管支喘息
  • 肺結核
  • 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
  • 気管支炎
  • 肺気胸
  • 間質性肺炎

気管支喘息

ゼーゼー、ヒューヒューという音が出る喘鳴や、たびたび起こる咳が代表的な症状です。これらの症状は、気道に慢性的な炎症があるために起こりやすい傾向があります。放っておくと気道が固く変化して治療が難しくなるのが厄介な点です。特に夜中や朝方、気温差の大きい季節には発作が起こりやすいので、日々気を配るようにしましょう。症状が少しでもあれば、できるだけ早く医師にご相談ください。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

COPDとは、タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入曝霧することで生じた肺の炎症性疾患です。
病気の原因は明確にはなっていませんが、ほとんどの患者が喫煙者であるため、喫煙との因果関係は明らかです。欧米などでは、喫煙者の約30%が発症しているとも言われています。ただし、同じ家族内の患者も多く見られるため、遺伝性因子も指摘されています。
初期症状は気流閉塞からくる運動時の息切れですが、症状が進むと安静時に呼吸困難を起こすようになります。また、一度発症してしまうと、病気の進行を止めることはできません。
ですので、発症させないことが大切であり、そのためには禁煙が最も効果的な手段となります。

肺結核

結核は決して過去の病気ではありません。最近の傾向として、老人養護施設や職場などでの集団感染が増えています。咳、発熱、倦怠感などの症状やそれらの症状が通常の感冒薬で治りにくい場合は疑う必要性があります。
結核にかかっている人の咳やくしゃみに含まれている結核菌を吸い込むことで感染します。結核菌が肺に定着し感染巣を形成しますが、多くの場合は自然に治ってしまい、結核に対する免疫ができます。しかし、結核菌自体は死滅したわけではなく、極度の過労や手術、高齢、消耗性疾患(特に糖尿病などの代謝性の病気)、ステロイド剤や抗ガン剤の服用などによって免疫力が低下したときに、結核菌がふたたび肺内に拡大して発病します。
赤ちゃんや子どもの結核のほとんどは感染直後に十分な免疫ができず、そのまま発症してしまいます。

睡眠時無呼吸症候群について

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まる、または浅くなる状態が繰り返される病気です。代表的な症状として、いびきや日中の強い眠気、集中力の低下などが挙げられ、心疾患や脳血管疾患のリスクも高まります。当クリニックでは、専門医が幅広い知見を活かし、患者様一人ひとりに合った診断・治療を提供しています。必要に応じて検査なども行い、快適で安全な睡眠のサポートに努めています。

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当院で受けられる検査と治療

レントゲン検査 肺の異常を確認します。肺炎、肺がん、肺結核、肺気胸などの診断に用います。
呼吸機能検査(スパイロメーター) 1秒間で吐き出すことができる空気量や肺活量を検査します。数値からどの呼吸器疾患に近いか診断します。
血液検査 細菌による肺炎を起こしていないかどうか診断するのに有用です。
尿検査 尿の中の抗原を調べることで肺炎の原因を探ることができます。

CTとMRIは、外部依頼にて対応可能です。